| ゴダールの再来と騒がれたフィリップ・ガレル監督による同名映画のサントラとのことですが、寡聞にもこの監督自体全然知りませんでした。調べてみるとニコと結婚していたこともあるそうで、この映画にもニコが出演しているとのこと。それにしても、この凍えるような寂しい音楽をサントラにしていた映画というのは...まったく想像がつきません。
この作品自体サントラという性格のためもあるのでしょうが、マニュエルとは思えないほど冷たい感触のする音がつまっています。ギターの音も、キーボードの音もまるでメランコリーに陥っているかのようで聴いていると気分が落ち込んでいきます。次回作の“New
Age Of Earth”とはまったく正反対の肌触りですが、アシュラテンプルとアシュラの狭間に生まれた隠花植物といった具合なのでしょうか。
アシュラの曲という先入観を抜きにすれば“L'Hiver Doux”などは非常に哀切で美しい曲だと思います。 |