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2004年9月14日
JUGEMの状況を考える
昨日のログは冷静さを欠いておりました。改めて冷静に考えたいと思います。1.JUGEMユーザの状況
私はブログを社会的なつながりを求める日記と解釈している。当日あったこと、もしくは製作者が旬だと考えている情報を、書きたいと思った瞬間にHTMLなどを意識することなく書ける。そしてトラックバックなどによって、その話題が見知らぬ人にまで広がっていくということに、ブログのブログたる所以があるといえるだろう。
たびたびのメンテナンス(その中には告知なく実施されるものも多い)や、動作不良によって、数時間、ひどい時には数日、ユーザが上記のブログのメリットを受けられないという状況が多発している。その状況がユーザのフラストレーションに結びつくのは言うまでもない。
2.今回のトラブル
これは単なる予想なのだが、元々は断続的に起きていた動作不良(いわゆる重いという症状)に対して、何かしらのメンテナンスを行っていたのではないだろうか。ハードウェアの故障でもないのに、サーバに対して何らかのアクションもなく、ここまでの状況が起こることは考えにくい。
そのメンテナンスが何かしらの理由で失敗し、そして今回のトラブルにつながったと考えるのが自然ではないだろうか。
もしこれが真実だとすれば、日中に予告無しにメンテナンスを行っていたことが、今回のトラブルを大きなものにしてしまったことになる。事前にアナウンスの上、深夜帯にサービスを完全に停止させて、数時間のメンテナンスを行った方が、結果的にユーザの心証を害する度合いは少なかったのではなかろうか。もちろん、これは予想でしかないわけだが。
3.トラブル対応
比較的早期にサイト内に緊急メンテナンスの通知を出し、登録ユーザに対して通知メールを出したことは評価できる。しかし、メールなどの文面に致命的な問題がある。「回復の見通し」を感じされる部分が無いのだ。例え回復時間が未定だとしても「メンテナンス終了時間につきましては、現在のところ未定となっておりますが、状況が変わり次第、JUGEMのオフィシャルサイトトップにてお知らせいたします」とでも入れればよい。
また、回復のめどが立たない、もしくは作業が数時間に及ぶ場合、一定時間おきにユーザに対して状況を連絡するべきである。連合赤軍浅間山荘事件で、宮城音弥、島田一男両氏が警察幹部に対して伝えた「隊員が充分、情報を知らされておらず、インフォメーション・ハングリーとなってイライラしている。情報をこまめに全隊員に伝達せよ。」(「無限回廊」より)という言葉は、JUGEMユーザに対しても行われるべきことだった。せめてトップページのメンテナンス告知文だけでも1時間おきに現状に則して変えればよかったのだ。何ら現状をしらされることなく、数時間待たされて単なる「回復」の知らせと、1時間おきに現在の作業状況と回復の見通しを連絡された上での「回復」の知らせでは、同じ文面であっても受け取り方はまったく変わる。
4.家入氏のブログ
家入氏とはまったく面識も無いし、個人的な恨みがあるわけでもない。友人がセルリアンタワーで氏に待ちぼうけを食わされたと文句を言ったときも、「社長業となれば、急な予定がはいることもあるだろう」と擁護したし、LiveDoorの堀江氏に比べれば、見た目に対する生理的嫌悪感も無い。
しかし、氏のブログでの態度は不遜と見られても仕方が無いと思う。もちろん、氏のブログがクローズのもので、彼を知る人、例えば氏の会社の社員であれば、社長の人間的な面、気さくな面をしる良いブログであるだろう。しかし、このブログは一般の目にふれるインターネット上に存在している。その上、JUGEMのトップページからもリンクされていた。そうなれば1で述べたフラストレーションを溜め込んだJUGEMユーザが氏のブログを見ることは、まったくもって当然のことであり、そのフラストレーションを氏のブログにぶつけることも、それが正しい行為とはいえないが、当然ありうることである。そのような行為に対し、氏はやはり多少のからかいをこめた発言の上でコメント、トラックバックをできないようにした。
現在、氏のブログはコメント、トラックバックを復活させている。また、JUGEMトップページからのリンクも外されている。このことへの説明はない。それどころかコメント、トラックバックを禁止したときのログが消されている。それについても何ら説明はない。
私は氏に格式ばった堅苦しいブログを書くように勧める気はない。そんなことをしていたら、氏に対して興味をもってくれるユーザを失うだけだろう。しかし、これまでのような文章を書きつづけるなら、それ以上にユーザを失いかねないということは述べておきたい。9/13の文章をみると多少、トーンが変わってきたようにも思う。これは歓迎すべきことだろう。
最後に二つほど余談を
■不遜とも受け取れるからかいのこもった文章で、自らの余裕を示そうとするのは誤りであると思う。ちょうど今読んでいるトール・ノーレットランダーシュ著/柴田裕之訳「ユーザーイリュージョン 意識という幻想」(紀伊国屋書店)に下記のような文章がある。錯視の権威といわれる実験心理学者リチャード・グレゴリーについての描写である。
グレゴリーに現実とは何だと思うかと尋ねると、にっこりしてこう答えた「現実とは一つの仮説だ。私はそう呼んでいる。仮説、と」実験心理学における彼の貢献の大半は、この言葉に集約される。これ以上の仮説は得られそうもないという話でひとしきり笑ったあと、今度はこう尋ねた。「現実をシミュレーションと捉えるのはどうでしょうか?」
「あ、その言い方のほうがよさそうだ」とグレゴリーは言下に答えた。
この描写にみるグレゴリーの自説への確固たる自信と、相手の言葉を受け入れる謙虚さ。これこそ、まさに本当の余裕である。
■2004.09.07の記事などで、家入氏がアリクイといっている写真は、私にはオオアリクイでも、コアリクイでも、ヒメアリクイでもなく、バクに見えるのだが......。
投稿者 黒川鍵司 : 2004年9月14日 12:16
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» こんなんでいいのかBlog運営 from 金持ち日記
昨日は15時から23時半まで、Blogの閲覧ができませんでした。緊急メンテナンスだそうです。ここのBlogサイトはメンテナンスばっかりしています。それで改善されていればいいのですが、相変わらず重いし……。タダで使わせてもらっているのであまり文句は言えませんが、一 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年12月18日 15:13
» http://caesar.babyblue.jp/archives/2004/09/recc_ju.html from Only one・・・
re:CC | JUGEMの状況を考える
っと言うわけでこんな記事を目にした。... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年12月18日 15:13
» そろそろJUGEMの重いのにも from まじっくまっしゅRoom
慣れてきましたがっていうか
辟易していますが、どうなんでしょうか
いくら無料だからといってなんかこりゃねーだろ的な落ち方ですが
そしてそんなBlogにはりつけてあるロリポップ鯖のイメージも
激悪化しているんじゃないかと、逆効果なのを感じます。
俺ロリ [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年12月18日 15:13
コメント
無料なんだし、厭なら別のblogサービスが沢山あります
JUGEMでないと絶対駄目なんでしょうか
イエイリ氏のblogも、長文文句を垂れるほど厭ならば、
見なければ不快にならずに済むのでは?
投稿者 通りすがり : 2004年9月14日 12:30
やっぱり、
こういうことを書くとすぐにコメントを
いただけるものなのですね。
長文を読んでいただき、ありがとうございます。
返答させていただきます。
■ほかの別のblogサービス
はい、存じております。
ゆえに昨日exciteの名前を出した次第です。
■家入氏のブログ
別に僕は不快ではありません。
上記の通り、ブログに即時性を求めて、
今回の件でフラストレーションを感じた人には
氏のブログが不快に映って当然だ
と書いているのです。
言うまでもないのですが、
当ブログは別段、即時性を必要としておりません。
元来、ニュース性などのない内容なので。
投稿者 黒川鍵司 : 2004年9月14日 13:39
通りすがりさんは、単に通りすがりに文句書きたかっただけみたいですね。
傷害状態が長く続き、全く情報がない中で状況が把握出来ず、やっとの思いで社長のブログにたどり着いたユーザも多いと思います。
そんな中でのあの一連の社長の書込だったので、腹が立たないわけがありません。
確かに、社長の犯したミスは「立ち位置が間違っていた」ってだけの事なんですが。
投稿者 たつもとちまき : 2004年9月15日 20:52
引用したグレゴリーを真似るわけではありませんが、
まさに適切な言葉だと思います。<「立ち位置が間違っていた」
その立ち位置の判断ミスが、多くのユーザにJUGEMというサービス、
ひいては株式会社paperboy&co.のサービス全体、
そして氏の人格までへの
否定的な感情を生み出してしまったということを
私自身、他山の石とすべきだと感じております。
投稿者 黒川鍵司 : 2004年9月16日 10:44

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