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2004年9月21日
Link
ほとんどの個人サイトには、他サイトへのリンク集が掲載されています。本来、このようなリンク集は、論文でいう参考文献の役割をなすべきなのだと思います。閲覧者が、そのサイトで取り上げられている事柄をさらに専門的に知りたい、もしくは、その事柄を書くにあたって利用した資料を参照したいという場合に見るという役割です。しかし、多くの個人サイトは、何かに特化したものではなく、文字通り、その作成者の個人的な事柄、日記であったり、描いた絵であったり、撮った写真であったり、創作した文章であったり、そういったものが複合的に掲載されている場合がほとんどです。また、それぞれの主題もバラバラなので、リンク集に参考文献的なものを載せることはほとんどなく、むしろ掲載されたページそのものからリンクする場合が多いのではないでしょうか。
それでは個人サイトにおけるリンク集のコーナーとは、何なのかと考えてみると、そのサイト作成者のお気に入り集、BookMark集といったものではないでしょうか。自分のサイトを作るきっかけとなったサイト、尊敬してみているサイト、よく眺めているサイトなどが掲載されます。なので必ずしも、そのサイトの内容と関係性の高いサイトがリンクされているわけではないことになります。
リンクが新たな関係を作るということもあります。憧れていたサイトの管理者と仲良くなったり、リンク元のサイトから新たな視点を得たりするというもので、8/14の記事での、Pinocchioさんからのリンクの話は、まさにこれでした。
これとは逆に、既に何かしらかの関係のある人がサイトを持っていて、仲がいいからリンクを張るという場合もあります。この場合は当然ながらサイトの関係性は薄く、第三者から見ると何でリンクしてあるのかさっぱりわからないということになります。まして、本当はリンクを張りたくはないけれど、向こうがリンクしてくれているという義理からリンクするなどという場合は、なおさらです。
こうなってくるとリンクというコーナーは、単なるお気に入り集をこえて、ネット上での人間関係と、それに伴う交換関係までもが持ち込まれる奇妙なコーナーといった様相を呈してきます。
Webサイトは不特定多数から閲覧可能な状態にある限り、物理的にはどこからでもリンクできます。事前の連絡が必要と書いてあったとしても、それが人間関係に問題を生じさせるかもしれませんが、無断でリンク可能です。当サイトの場合、リンクを規制しない旨を明示していますので、事前に連絡をいただくことは稀で、アクセス解析によってリンクを知るという状況です。
リンクされていることを知ったときの反応は、人それぞれだと思うのですが、私の場合、単純な人間なので喜んでしまいます。嬉しくてリンクをしていただいたサイトに掲示板があると、ほぼ確実にお礼の書き込みをしてしまいます。それでもメールとなると、ちょっと敷居が高い感じがして、なかなか出せないのですが。
実はちょっと前から、あるサイトからリンクされていることを知りました。そこのサイトには掲示板もあるので、いつも私であったら喜んで書き込みをするのですが、今回はしていません。なぜかというと、そのサイト、閲覧者が不快になるようなことばかり書いてありまして......。ご自身が誹謗され、それに対する反論のようなのですが、読んでいて不快になるばかりです。また、自信を持つこと、ユニークさを誇ることが行き過ぎていて鼻につきます。こういうサイトだと、喜びを伝えたい、励ましの言葉を送りたい、サイト作成者と仲良くしたいといった気持ちはまったく湧いてきません。このまま無視を決め込むと思います。
どうも海外ではもっと気軽に行われるようなんですが、どうにもリンクというものには、するにしろ、されるにしろ「感情」が大きく絡むのだなぁと実感しています。
参考URL
http://allabout.co.jp/computer/comicalsite/closeup/CU20021130A/index.htm
http://allabout.co.jp/computer/comicalsite/closeup/CU20021224A/index.htm
http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi15_qa.html
投稿者 黒川鍵司 : 2004年9月21日 13:34
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