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2005年6月 2日

愛聴盤(その4)


 ゆらめくアンビエントな低音の中、遠くからきらめきながら近づいてくるギターを聴くうちに、訳もなく走り出したくなる。後は音に身を任せるだけだ。

 今や私が取り上げるまでもない大物バンドとなったU2だが、彼らの立場を確固たるもにした、このアルバムには若さゆえの勢いと暗い情熱が感じられる。エモーショナルだけど、どこか乾いて物悲しくもあり、うつむきと仰ぎ見が同居している。

 室内でくつろいで聴くのも悪くないが、できれば外で聞いてみてほしい。いつもは無味乾燥に感じられる風景も、意味を持ち始め、甦っていくのを味わえるかもしれないから。

使用ヘッドホン:KOSS Porta Pro

投稿者 黒川鍵司 : 2005年6月 2日 11:04

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