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2006年3月26日

近所の書店

 利用している駅の近くに書店があります。書店というよりも本屋さんという具合のたたずまい、大型書店などではなくて、個人経営の本屋さんですな。古書は扱っておらず、売れ筋は主にコミックなんだと思うのですが、カメラ関係の雑誌がバックナンバーも含めて充実しています。店主の趣味なんだろうなぁと思っていたら、以前、初老の男性が店の前で大きめのカメラを弄っているのに出くわしました。この方が店主だったわけです。

 で、このお店、オーディオの雑誌も置いてくれているのです。ステレオ・サウンド、ステレオ、管球王国などで、新刊が出ると必ず置いてくれます。なので、大きめの書店もあるのですが、買うときはこの本屋さんを利用しています。

 この前行くと、その初老の店主が一人レジ前に座ってらっしゃいました。後ろに銀色の小さなラジカセが置いてあって、なんとタンゴが流れていました。どう考えても音において優れた機器でもないし、音響的に調整された設置でもないのに、しみ込んでくるものがありました。どういうわけかさっぱり分かりませんが、店の雰囲気にもぴったりと合っていました。タンゴと街の本屋さんなんて似合うとは思えないのですけれどもね。

 私もいつか、ああいう音が出してみたいものです。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月26日 20:12

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コメント

エッセイ風のコメントから街の片隅の情景が眼に浮かんできました。
やはり本屋さんというのはある意味で本が好きなひとのあこがれの商売ではあるような気がします。本を読むというよりも本を手元に置いておきたいという感じです。
そうした点ではすきな本に囲まれたいという気持ちはよくわかります。その小さな空間にちょっとした音楽が加われば、その人の世界が完成するのでしょうね。

投稿者 ささき : 2006年3月27日 23:09

 ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」に出てきた図書館で流れる音楽の題名が「本でできたカテドラル」でした。あの本屋さんはカテドラルとは行きませんが、ほんの小さな教会くらいのイメージはありそうな気がします。その世界が音響の良し悪しを超えて、私に染み込んできたのかもしれないですね。

 世界観かぁ。まだ私には現実世界では出せていないものですねぇ。サイトだけでも、何かしらとは思うのですけれども。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月28日 09:56

そんな本屋にあるラジオが、こんなのだったら素敵かななどと妄想・・・(^^)
http://www.assiston.co.jp/?item=1126

投稿者 ゴーヤ : 2006年3月28日 12:10

 これは素敵な......。こんな洒落たものだったら、本当に絵になったでしょうねぇ。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月28日 15:41

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