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2006年3月31日

こんなことを考えました。

 少なくとも日本においては、ロックとかポップスと呼ばれる分野の音楽は、純粋に音楽として価値をもたされることが少ないように思う。では、何を価値とされているかというと、その音楽に付随するイメージであるように思う。例えば、あるバンドが20年を経ても一般的に知られているかどうかは、そのイメージが20年後に一般的に通用するかどうかにかかっているように思う。

 セックス・ピストルズが、現在の日本の若者にも知られているのはパンクというファッションや、対人態度などが、今も受け入れられうるからだろう。セックス・ピストルズの(基本的に)唯一のアルバム「Never Mind the Bollocks」はギターをいくつも重ねたり、コーラスのエコーを工夫したりと録音が意外と凝っている。パンクというイメージから連想される同時演奏の一発取りなどではない。しかし、一般的に認識されるのは、実際に流れてくる音楽ではなく、そのバンドのイメージである。それゆえに、演奏にはほとんど関与しなかったシド・ヴィシャスがセックス・ピストルズのアイコンとなりえるわけだ。

 ゆえにアルバムとしては最大の売上を誇るであろう「狂気」を作り出したピンク・フロイドは、ファッションとしてのアイコンがなく、その歌詞や音楽にみられるコンセプトも現在では受け入れられないために、日本における認知度において、十全な映像イメージが既に浸透しているビートルズや、ローリングストーンズなどに大きく水をあけられる。
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 なんてことをHe&Biさんの日記を読んで、はたと思いましたとさ。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月31日 17:23

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コメント

あ〜、あっしのそんなことを考えて読んでいました。でもまぁ映画好きと言っている20代前半がエレファントマンを知らない時代ですから。(笑)

投稿者 rabbitmoon : 2006年3月31日 21:04

んー、全然分からないorz。エレファントマンって何ですか?って感じです(^^;。

投稿者 ハル : 2006年3月31日 22:04

 すいません、まず、うえの文章の補足をさせて下さい。別にセックス・ピストルズを知ってて、ピンク・フロイドを知らないと音楽がわかってないとか、見た目優先はいけないとか主張する気はないんです。単に「こういうものなんだな」と分析もどきをしてみただけなんです。優劣を語るつもりはないので、ご承知下さい。

>rabbitmoonさん
 僕以上の世代で「映画好き」を自認する人って、まず、洋画か邦画に別れていて、双方とも最近のものから、かなり古い物まで知っていて、他方の映画も代表的なものは見ているって人が多かったと思うのですが、僕以下の世代になると「映画好き=周りの人よりは多少映画を見る機会が多い」みたいですね。音楽についても同様のようです。

>ハルさん
 えーっと、つまり上の文章で言いたいことは、例えば(とまた例にしちゃうんだけど)、浜○あゆ○さんの音楽が好きって人って、その音楽そのものではなくて、○崎さんの外見とか、発言から感じられる性格イメージとか、そういうものがあって彼女の音楽を聴いてるんだと思うんですね。音楽自体よりも、その音楽に付帯するイメージを音楽によって想起しているというのかなぁ。映画やゲームの音楽なんかもそうなんでしょうね。
 で、それが悪いとか良いとかじゃないんですよ。そういう楽しみ方だってありだと思うし、純粋に音楽に楽しみを見出すのだってありだと思います。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月31日 22:57

ピンク・フロイドのアイコンというとシド・パレットなのでしょうが、シドパレットもほとんど黄金期には貢献していないのでこれも不思議なところです。
シド・パレットがシド・ヴィシャスみたいに一般のひとから支持されているようにも見えませんね。
プログレファッションというのがあればよかったんでしょうかね(笑)

それとフロイドについてはロジャーウォータースが日本嫌いであったというのがひとつあると思います。そのためあんまり日本向けのプロモに熱心でなかったという話も聞いたことがあります。

投稿者 ささき : 2006年3月31日 23:02

>ハルさん
 言い忘れました。エレファントマンはいい映画ですよ。僕は小学生の頃見たのだったかな? 監督はデビッド・リンチです。
 人間として生きるということをふり返ることの出来る映画です。ラストについては悲劇という人もいますが、僕は子供ながらに「彼は人間として生きたんだ」という風に思いました。もしご興味が湧いたら見てみて下さい。レンタルもあると思いますから。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月31日 23:09

>ささきさん
 日本でもオリコンで当時絶頂だった天地真理のアルバムと競ったなんてことも、もう今では単なる昔話ですよね。今だったら倖田來未のアルバムを叩き落して、1位に洋楽のアルバムが入るなんてこと考えづらいでしょうなぁ。

 シド・バレットについては、自サイトにもちょっとだけ書きました。結局彼というのはフロイドのアイコンというよりも、サイケデリックのナイーブさときわどさを象徴した時代のアイコンだったように思えます。

 ライブ8のフロイド再結成の画像を見たのですけども、ストーンズみたいな花はないですね(笑)。そこら辺なんだろうなぁと思います。いくらプログレファッションがあったとしても、今の時代に受け入れらるかどうかってことですね。

投稿者 黒川鍵司 : 2006年3月31日 23:22

エレファントマンは映画だったんですか・・・音楽かと思ってました(^^;。
今度借りてきて、観てみようと思います。

投稿者 ハル : 2006年3月31日 23:29

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