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2007年1月 7日

E3cとER-6i

 ひょんなことでE3cを手に入れたので、以前から持っているER-6iと比較を行ってみる。なおイヤーパッドについては、E3cについてはソフト・フレックス・イヤーパッドを、ER-6iについてはトリプル・フランジを使用し、再生装置はiPod第4世代モノクロ40GBである。

 E3cはケーブルも太めで、やや固いが、断線をあまり心配しなくて済みそうに感じられる。ER-6iのケーブルはかなり細いが、かなりラフに扱っているが今まで断線は起きていない(これは単に運がいいだけかもしれない)。全体の見た目の良さについては、ER-6iはその透過した本体も含め安っぽさが感じられる。総じて外観、仕上げについてはE3cに軍配が上がると言えるだろう。
 
 遮音性については、今回3段フランジを使用しているため、ER-6iの方が強力だが、双方とも十分で、かなりうるさい電車の中でもリスニングに使用できる。音漏れの防止性については、双方ともなにも言うことはない。カナル式で強く感じられるタッチノイズだが、これについては耳の外周を回す様に装着するのが基本となっているE3cではかなり軽減される。といっても、ER-6iでもこの装着方法は可能なので、差はないと言っても良いかもしれない。

 音の傾向だが、中低域から中域に重点を置いているE3cに対し、ER-6iは中域から中高域に重点を置いている様に感じられる。どちらも音場は狭いものの、ER-6iは楽器の重なり具合、遠近感、余韻の表現などの表現が上手く、カナル式としてはかなり良好な部類と思える。それに対しE3cでは遠近感があるべき音が単なる強弱にしか感じられず、全体として音が等距離に感じられてしまう。しかし、音としての実体感についてはE3cの方が強く感じられる。

 このようにキャラクターの差があるため、どちらが優れているとは言い切れないし、両者との価格分の価値はあると思う。どちらを選ぶべきかは、完全に好みの問題と言うことになるだろう。The Cranberriesの「No Need to Argue」を聴くという人が、ロックらしい力強い音が欲しいと思うのならE3cを薦めるだろうし、ボーカルの歌声を繊細に楽しみたいというのならER-6iを薦めるといった具合になる。

投稿者 黒川鍵司 : 2007年1月 7日 20:25

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コメント

2万は出せないよー!って方々には、この2つが購入候補に入ってくるでしょうね。
アップルストアのラッキーバックに入っていたこともあり、使用者が増えるでしょうね。
僕もShureは1つ欲しいなぁなんて思っています。

投稿者 うぃん : 2007年1月 8日 04:39

 1万円でも高いとは思うのですが、この辺りのクラスになって見えてくることがあるので、可能ならばここら辺を入門に使用して欲しいという気がします。この2種以外だと、聴いたものの中ではデノンの高い方(型番忘れた)画良かった記憶があります。ちょっと形が微妙でしたけど。

 うぃんさんクラスの耳をお持ちだとShureではE2、E3では力不足かなぁという気がします。E4以上がよろしいのではないかと。高いですけどね......。

投稿者 黒川鍵司 : 2007年1月 8日 14:56

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