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2007年2月 9日
Extreme HARD GLASS CD
既にninaさんが、レビューしているが、私も、いつもお世話になっているフジヤエービックさんから、ガラスのCD「Extreme HARD GLASS CD」をお借りした。このCDはサンプラーとしての性格が強いものとなっている。曲目などは下記のPDFファイルをご参照いただきたい。
http://www.n-and-f.com/jdoc/JHardGlass.pdf
素材は硬質ガラスということで、重量は普通のCDにくらべると2〜2.5倍程度で、問題はないだろうとは思うが、CDプレイヤーのモータやサーボなどに与える負荷がちょっと気になる。また、普通のCDでは、ケースから取り出し時に、ある程度圧力が加わると盤がそるが、これに関しては見た目上そりは発生しない。このような特性はVRDS搭載機ではどうなるのだろう? と当方の環境では関係のないことを危惧したりもする。もう一つ、大きな危惧はフローリングなどに落とした場合はどうなるのかということだ。もし何かの理由で割れてしまった場合、どのような割れ方をするかによっては安全性が問題になるかもしれないし、廃棄の際にも問題を起こすかもしれない。
試聴に際しては、あえてDAC64mk2は使用せず、SA-17S1の出力のみを使用した。試聴にはスピーカー(KEF IQ7)とヘッドホン(HD580)を使用した。ヘッドホンについてはSA-17S1本体のヘッドホン出力を利用した。今回、お貸しいただいたのはガラスのCDと、それと同じ曲目を収録した通常のCD(比較ディスク)となる。ガラスのCDの音質については、比較ディスクを聴く前に聞いた感想、比較ディスクを聞いたああとの感想をそれぞれメモし、再度、試聴を行うという手順を踏んだ。
音質についてだが、ノイズ感が明らかに少なく、音の背後の静寂が聴き取れる。そのお陰で、音の一つ一つに透明感が満ちており、スッと立ち上がり、スーッと消え入っていくのが心地よい。この傾向が全体として広い音場を感じさせることにも貢献しているようだ。音の輪郭もかなりシャープで、音の形状が把握しやすいが、硬質なきらいもなくはない。特に金物や弦では、そのシャープさが目立つが、これを「切れ味が良い」とするか「キツい」とするかは好みの分かれるところだろう。音圧も幾分増すようなので、エッジの強さが強調されている感じがする。リラックスして聴くというよりも、真剣な傾聴を促すような音で、場合によっては聴き疲れを起こしかねない。また、音のシャープさ、明確さは、情報量の把握しやすさにも結びついており、比較CDの後に聴くと、細かなニュアンスが聴き取れることに驚く。原音の再生性能ということでは、抜きん出るものがあると言えるのかもしれない。
ここまで書いていて、あまりにも「ガラス」という素材から受けるイメージそのままなことに気がついた。「イメージに引きずられたプラセボだろう」と言われたら、「そうなのかもしれないが、私にはこのように聴こえた」と言い返すしかない。
このガラスのCDは、1枚9万8千7百円という価格となっている。通常のCDの30倍以上という価格は、コレクターズアイテム以外の何者でもない。もちろん、量産化されれば、多少は状況が変わるかもしれない。また、量産化されれば、これに対応するプレイヤーも出現し、先に述べたモータやサーボの不安についても解決するだろう。CDというメディアへの素材からのアプローチ例として、注目するべき点はあるとおもう。可能であれば、試聴してみることをお薦めする。
投稿者 黒川鍵司 : 2007年2月 9日 23:13
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コメント
音が良ければ全て良し・・・・って値段じゃないですよね。
そういえば、金のCDもありましたね。
CD-Rも去年出ていましたが、音はどうなんでしょう?
投稿者 rabbitmoon : 2007年2月10日 04:21
買うか? といわれたら、買わないと即答できます。<金額
確かに高音質だとは思いましたが、30万のDAC買う程度で清水から飛び降りた私には、この価格は出せません。もちろん、価格以上の価値を見いだす人もいるとは思いますが。
投稿者 黒川鍵司 : 2007年2月10日 08:52

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