2007年8月19日
今日のことば
白洲が親しい人々に英国人というものを語るときに度々披露したエピソードに次のようなものがある。約十年間の戦争をはさみ、訪ねることができなかったロンドンの「ワイツ」というクラブのバーに入ると、店のたたずまいも雰囲気も大戦前とまったく変わっていない。ボーイ達も同じ顔ぶれである。しかし、彼らは白洲が店に入ってなつかしそうに顔を見ても、白洲を忘れたかのように立ち働いている。椅子座って白洲が溜息をついていると、ボーイが昔いつも白洲が注文していたウィスキーをテーブルに置き、白洲の顔をのぞき込み、初めてニッコリ笑って片目をつぶってみせた。青柳恵介「風の男 白洲次郎」(新潮社)185〜186ページ
投稿者 黒川鍵司 : 2007年8月19日 12:35
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ashrization.com/x/admin/mt-tb.cgi/451
コメント
いい話ですね〜。^^
白洲次郎・・・あのお方はね、カッコ良すぎです。随分と憧れたものですが・・・
飛び抜けて頭が良いのもそうですが、きっと何事に於いても誠実な人だったんでしょうね。
投稿者 エルモ : 2007年8月19日 16:04
英国人と付き合うと皮肉が多くて嫌だと思うけど、
米国人と付き合うと中身が無くて嫌だった。
実は皮肉の中にも自分を思う心があったことに気付き・・・云々、
という話を聞いたことがあります。
まぁ、同じ島国同士、仲良くしたいですね。(^^
クイーンを発掘した日本ですし。(w
投稿者 rabbitmoon : 2007年8月19日 17:13
>エルモさん
こういうサービスのされ方をすると「次回のこの店を」と思っちゃいますわね。
白洲さんはかっこいいんですが、それが過ぎてるといいましょうか、なんといいましょうか。出来すぎたお話におもえたりするのも否めないですね。
そうそう、全然関係ないのですが、エルモさんのブログにコメントしようしようと思うのですが、圧倒的なコメント数を前に躊躇してしまいます。コメントを残したい気持ちだけはあるのです、と意思表明(笑)。
>rabbitmoonさん
もちろんアメリカ人にも良い人はいるわけですが、いわゆる文化ってやつになるとどうしてもイギリスですね。うちもスピーカーは基本的にイギリスだし(関係ない)。
クイーンもですが、ジャパンも日本先行型でしたね。
投稿者 黒川鍵司 : 2007年8月19日 20:44

コメントする