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2007年12月23日

タイガーマス君さんのご自宅のシステムを聴かせていただきました。

 昨日、ファイルウェブのコミュニティで知り合った、タイガーマス君さんのご自宅のシステムを聴かせていただきました。

 まずはシステム構成です。

CDトランスポート:SONY CDP-X5000
マスタリングプロセッサー:BEHRINGER DEQ2496
プリアンプ:TRIGON SNOWWHITE
パワー:Acoustic Reality eAR1001-REF
スピーカー:Fostex G1302

 機器は非常にコンパクトにまとめられています。ほとんどのものがハーフサイズ(もちろんスピーカーはちがいます)で、かわいらしさがあります。それらがおさめられた木製のラックに似合ってかわいらしさが漂います。なかでも面白いのはプレイヤーのCDP-X5000で、トップローディング式なのですが、そのメカニカルな部分の動きが非常にユニークです。これはCDプレイヤーなのですが、タイガーマス君さんのシステムではトランスポートとして使用されています。
 では、DACは? となると思いますが、これが異色で、BEHRINGER DEQ2496を使用されています。これについては多少解説が必要になると思います。基本的にはマスタリング作業に使用される機器で、デジタルイコライジンザーと考えて間違いありません。手動でのイコライジングはもちろん、マイクを使用した室内音響の測定も可能です。そして24bit/96 kHzのAD/DAコンバートが可能という欲張りな機器です。
 プリアンプは私も使用している白雪姫(ただしブラック)、パワーアンプはデンマークのAcoustic Reality社製デジタルパワーアンプになります。

 さて、試聴です。
 オーディオ機器のあるお部屋にご案内いただいた際、音云々以前に、お部屋に開放感が満ちていると思いました。スピーカー背面、左ともベランダへの出入りが可能な窓となっていますし、右側もしきりなどはなしにリヴィングにつながっています。家具も最小限で、空間的な広さを感じます。閉塞感に満ちた私の部屋とは大違いです。これは、私とは正反対の音となるのではないか、まったくの評価不能な音となるのではないかと思ったりもしましたが、全くの杞憂でした。開放感と心地よさを備えた音でした。

 いわゆるオーディオファイル的な視点でいえば、定位感、低域のダイナミズム、情報量などは不足しているということになると思いますが、「生活にとけ込むオーディオ」という視点からすると、広がりに満ち、軽やかな低域とカラッとした明るい中高音が、部屋のどこにいても、隣の部屋でも楽しめるオーディオシステムということになります。BGM的と言ってしまうと誤解を招くかもしれません。「音楽が流れていてもうるさく感じず、心地よくおしゃべりが楽しめる」という表現がよいかもしれません。これであれば、奥様とお子様も楽しめるオーディオと言えると思います。

 お部屋自体はライブな特性で、スピーカーは壁にぴったりと設置されていますが、私が聴く限りでは嫌なピーク感や低域のブーミーさ、どこかの音域の引っ込みなどは感じられませんでした。これがデジタルイコライジングの力だとすると、その効果には目をみはるものがあるといえるでしょう。ただし、その心地よさ故に、ジャズには「熱さ」の不足を感じますし、オーケストラの大太鼓の一撃がにじんでしまう傾向もあります。これらを解決するとすれば、前述のシステムを収納しているラックをオーディオ専用のものに換え、スピーカーの足下を固め、セッティングを詰めるといったことが有効かもしれません。しかし、それでも、このオーディオシステムの特徴である「心地よさ」が継続するかどうかと言われたら、首を横に振ることになりそうです。

 とかなんとか難しいことを書いておりますが、試聴自体は45分くらいで切り上げさせていただき、あとは音楽を聴きながら楽しく過ごさせていただきました。タイガーマス君さんとお話ししながら、合間合間に「きっと、このような音楽を聴きながらであれば、ご家族の会話も弾むだろうなぁ」などと考え、隣のお部屋のオモチャのいっぱい詰まった箱を眺めて微笑ましく思ったり、といったことを繰り返しておりました。

 機器の追加について何かありますか? というご質問をいただき、その場でDACとお答えしたのですが、適切な機種が思い浮かびませんでした。帰りの電車の中でApogeeが良いのではないかなぁなどと思いつきました。miniの方なら場所もとらないし、ヘッドホンアンプの代わりにもなるので良いのではないかなぁと思います。

 今回の試聴は、オーディオと生活、オーディオと家族の関わりというものを考えさせられました。いわゆるピュアオーディオ視点ではなく、生活に無理なくとけ込むオーディオという観点からすると、タイガーマス君さんのシステムは大正解ということになるのではないかと思います。

 クリスマス前のお忙しい時期に訪問してしまい申し訳ございませんでした。にもかかわらず気持ちよくご対応いただいたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月23日 10:08

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コメント

前回の密会でお話していた件ですね。

コンパクトでセンスの良い組み合わせですね。
CDP-X5000はトランスポーターとしても優秀だから
DACを購入されるのは確かにいいかも。

コンパクトで優秀、手頃なDACならフジヤさんに揃っているのでは(笑)

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/headphoneamp.html

個人的にはラブリーのDA10がお勧めです。

投稿者 ゴーヤ : 2007年12月23日 12:01

 そうです。あのときお話しした件ですね。非常にコンパクトにまとまっていて、それでいて十分にモノとしての楽しさを備えたセットでした。

 そうですね。DA10も良いですね。あとは価格帯が問題になるかなぁ。

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月23日 17:03

DACですけど、とりあえず、選択肢を増やしてみます。w(別にいい加減に選んだって意味ぢゃないっすよ^^;)

MSBのDACあたりはいかがっすかね!?

投稿者 さもえど : 2007年12月24日 01:26

 MBSのDAC? 知らないなぁ。ちょっと調べてみます...(調べ中)...Link DAC3って奴ですかね? 価格はすごくリーズナブルですね。つかってるのはバーブラウンですか。かっちりとした音なのかな?

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月24日 08:49

MSB、ラブリー、DCSはアメリカのプロ現場で定評のあるDACベスト3みたいですね。ジャズ大好きなオーディオ評論家の田中伊佐賀氏がプラチナムを使っていたような。

音は素晴らしいのでしょうが(聴いたこと無いけど)
見かけはかなりチープです。(笑)DCSあたりと比べるとお買い得感はありますね。

投稿者 ゴーヤ : 2007年12月24日 09:25

 外見さえこだわらなければ、業務用の機器はオーディオにはお得な機器になりますよね。しかし、オーディオだからこそ、それなりに外見にもこだわりたくなってしまうのですけれど(笑)。

 あ、誤解があってはいけないと思うのですが、専用DACの導入というのは、あくまで「強いて言えば」の領域です。闇雲に導入して、タイガーマス君さんのあのバランスを崩してしまうのも嫌だなぁと思ったりします。

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月24日 14:18

ビンボー人の知恵ですw
プラチナムは少々お高いですけどね〜〜。^^;

私が欲しいのはプラチナム・・・ってことで、後は想像にお任せします。ww

投稿者 さもえど : 2007年12月24日 21:03

 わたしも電源モジュールが業務用ですよ(FURMAN M-8)。これを通さないと、全体的に音が荒れてしまいます。

 欲しいのは? 買うのは ではなくて?(笑)

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月24日 21:42

訂正。
買いたい・・・にしときます。← 変わってない!?ww

投稿者 さもえど : 2007年12月25日 20:35

(・∀・)ニヤニヤ

投稿者 黒川鍵司 : 2007年12月25日 21:58

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