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2008年10月12日
昨日は
午後になって出かけることにしました。
まずは、お気に入りの画家である松岡佐智子さんの個展を見るために外苑前に。なんか、私には場違いな街並みだったのですが、ダイレクトメールに書かれた地図を元に歩いていくと、住宅地に。ここであってるのかな? と思いつつ進んでいくと、地図に「江石邸」と書かれています。個人宅が目印ですが......。というわけで、家々の表札を見ながら歩くという、いささか怪しい行動をとりつつ、なんとか会場へ。
たどり着いたのですが、本当にここでいいのかなぁと悩む雰囲気。意を決して、中にはいり、スリッパに履き替えて階段を登っていくと、まるで、どなたかのお宅に訪問したような感覚を漂わせた空間がありました。
このような空間に松岡さんの作品は似合わないのではと、一瞬思ったのですが、意外と溶け込んでいてびっくり。また、今までの作品とは違った方向性の作品が生まれていたのも興味深いところでした。元々、ビアズレーを思わせる人物画が多い方なのですが、ジャクソン・ポロックを連想させる抽象画にも挑戦されて、なのにビアズレーもジャクソン・ボロックの直接的影響を受けておらず、技法などについてもほぼ独学というのが、いつもながら驚かされます。また、非常に個性的な額に合わせてかかれたという作品群があり、確かにその額を彼女の世界観に取り込んだものとなっておりました。今後の展開が楽しみです。
そして、松岡さんご本人、この会場のオーナーである木戸さんと、お茶を飲みつつ、作品に囲まれつつ、しばし歓談させていただきました。ああ、こういう時間があるから私は生きていられるのだなぁと実感したりして。
松岡佐智子個展「思考と絵画」はギルド・アートスペース「游」にて、10月18日まで開催されています。会場にたどり着くまでの道順も楽しみつつ、訪れていただければと思います。
「游」さんを後にして、駅に向かう途中、ふと、以前雑誌に紹介されていたお店に行ってみようと思いつきました。そうしてたどり着いたのが音楽カフェ Blossomさん。タンドリーチキンをつまみつつ、ビールを頂き、聴かせていただいた音楽は、まさに軽やか。こう書くと軽佻浮薄と思われてしまうかもしれませんが、それとは正反対と言ってもいい落ち着きがあります。それでいて低域が軽やかなので、高域も丸まっているわけではないのに突き刺さることがありません。これだったら何時間でも聴いていられそうです。
つい悪い癖で機材についてオーナーさんに質問すると、笑顔で詳細なご説明をいただきました(こちらにも説明があります)。趣味の話題というのは、年齢差を軽々と越えてしまうから楽しいですね。
というわけで、ほろ酔い気分で帰宅。よい休日でした。
投稿者 黒川鍵司 : 2008年10月12日 11:13
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コメント
黒川鍵司様、
ご来店いただき、また、当店をご紹介いただきありがとうございました。レコードを初めて親に買ってもらったのはもう50年も前のことで、社会人となりオーディオを始めてからも40年以上になります。オーディオを通じて色々な方々との出会いがあり、とても一人ではできなかったと思うようなレコードのコレクション、オーディオシステムを楽しんできました。 現役を引退するのに伴い、今まで集めたレコードと組み上げてきた部屋を含むオーディオ装置を一人で楽しむのではなく、お店として、いろいろな方にお越しいただき、お客様にも、また私自身も楽しめればと考え思い切って今年の7月に開店しました。まだ始めたばかりで、今後どうなる事かとも思いますが、おかげさまで、この歳になり、新しい知り合いができたり、知らなかった音楽を知ったり、新しいオーディオの発見があったりして、新しい生活へのチャレンジでもあり、苦戦中ではありますが、楽しみも見えてきました。
黒川様にもお楽しみいただけたようで幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
”ブロッサム”
古川幸彦
投稿者 古川幸彦 : 2008年10月30日 11:20
お店の方から、直接書き込みをいただき、光栄に感じております。古川さんのコメントを読ませていただくと、当方の本の数年のオーディオ暦など、比べ物にならないほど薄っぺらなものでしかないなぁと痛感しております。
それでも、ブロッサムさんのような空間を、自分ももてたらと夢見ることはあり、それを実現された古川さんには羨望と嫉妬を感じたりしまして(笑)。
またお邪魔することがあるかと存じますが、その際には、どうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿者 黒川鍵司 : 2008年10月30日 22:41

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