« 単体DACを導入しました。 | メイン | ログハウスを建てたいさんのご自宅のシステムをお聴かせいただきました。 »
2009年4月 7日
戯言
- 駅前では、いまでも搾取という構図を持ち出して「国民」やら「市民」やらに訴えているわけだけど、問題なのは、その「国民」なり「市民」なりが、時には搾取され、時には搾取する側に回るがゆえに、善なる労働者と悪なる資本家という二項対立になりきれないことじゃないだろうか。
- 子供のころの世界把握なんてものはわかりやすいもので、善なる西側と、悪なる東側というものだけだった。ベトナム戦争も、アフガンも、イランイラク戦争も全部その二つの要素で理解していた。ちょっとおかしいなと思い始めたのはフォークランド紛争あたり。あそこらへんで世界は二つじゃないし、悪も善も入れ替わると知ったような気がする。
- そんなこととはかかわり無く、今日も桜は散っている。
投稿者 黒川鍵司 : 2009年4月 7日 19:37
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ashrization.com/x/admin/mt-tb.cgi/586
コメント
あ、シープスキンが。。。φ( ̄ω ̄ ;)メモメモ
善悪の解釈で心に引っ掛かったものって
海外ドラマの「アベルとケイン」かなぁ。
あ、「ルーツ」も。
投稿者 rabbitmoon : 2009年4月 8日 21:53
お? 下の記事の件ですか? あれ? これシープですかね。適当に見繕ってきたのでよくわかんないんですよ(笑)。
子供の頃は、昔の仮面ライダーみたいな世界観だったような気がしますね。悪の組織があって、それと自分のところが戦っているというような。今の僕の頭の中はウルトラマンの、それもジャミラとかシーボーズとかの世界に近い気がします。もしくはセブンのベガッサ星人とか。
投稿者 黒川鍵司 : 2009年4月 9日 21:34
こんにちわ。
昔も強者と弱者はもちろんいて
弱者も強者に従い(つまりは依存的に)
まぁ生きてはいられた、しかし
今は強者が弱者をなりふりかわまず
振り落とし(派遣労働者の解雇、切り捨て)
の時代になってきてる気がします。
あと効率化という言葉が経営する側によって
悪用されている気がしますね。
http://www.marenijr.net/mymy/solution/005.html
善と悪というのは容易に判断する事は
ちょっと難しいかもしれませんが
既得権益に見苦しくしがみついてる
化石のようなオヤジ、じじいどもは
やはり社会的には悪ではないでしょうか。
NHKの集金オヤジ(また言ってる)や
NTT116の態度悪いオヤジ。
(電話切ってまた試しに受話器取ってみたら
まだ繋がっていてこちらの悪口言いたい放題
しゃべっているのがよ~く聞こえてきました)
新しい価値を探して努力しないから
「効率化」といういかにも便利な言葉によって
目先の利益を確保するしか
できなくなってしまうのではないでしょうか。
それじゃ結局企業は先行き尻すぼみで
衰退してしまうと思います。
搾取はあるに決まっている。
オーディオメーカーがけったいな値段を付けて
消費者に売ってもセンスあるエレガントな商品なら
それはそれでありかと。
(儲けを産む為の)商売でやってるんだし。
ただケチな搾取は止めてくれと。
投稿者 coi : 2009年4月11日 12:06
適当に書いた文章をさらしてしまう私が言えた義理じゃないんですが、coiさんのコメントが何を仰りたいのかよくわかりません。なので、このレスも的外れかもしれませんがお許しください。
弱者の切捨てと仰っていますが、なぜ切り捨てるのかを考えたとき、経済的な問題が浮上しますよね。経済的に問題が発生したとき、雇用する側が考えるのは、どこまでを救えるかだと思うのですね。なので、切り捨てられたのは弱者かもしれませんが、その弱者を切り捨てなければ、さらに弱者を作り出すことになったかもしれないということは念頭に置いておいていいと思っています。
また、この場合の弱者、基本的には単純労働者ということになるのでしょうが、それがなくなったらみんなが幸せになれるか? これも難しい話です。山田昌弘氏のインタビュー(http://diamond.jp/series/dw_special/10035/)が的を射ていると思うですが、「そもそも、皆が安くていいものを求め続ける限り、その種の労働はなくならない。「非正規雇用はかわいそう」「なくすべきだ」と言っている人に、「ハンバーガーが1000円になってもいいですか?」と聞けば、「ノー」と答えるだろう。」ということです。以前、ファイルウェブでザッポスについて書いたときも触れましたが、多くの消費者がcoiさんの仰るような「ケチな搾取」を避けるとして、価格の安さを求める限り、山田昌弘氏のインタビューのとおりの結果となるでしょう。そして、上記の文章では、その安さを求めるという態度が実際には搾取の一環であり、多くの人がそれに加担している状況がある、「国民」なり「市民」なりが搾取に加担しているという状況下で、「蟹工船」的なブルジョア対プロレタリアートの構図は成り立たないと思っている次第です。
もう一つ、「既得権益に見苦しくしがみついてる化石のようなオヤジ」とのことですが、それが悪かどうか。むずかしいですね。rabbitmoonさんのレスで述べたとおり、それぞれに理由があるのだと思うのです。ペガッサ星にぶつかるから、地球をどけてくれと言ったペガッサ星人は地球人にとってはとんでもないわがままな要求をしてきたと考えられるかもしれませんが、彼にしてみれば当然の要求だったわけで、それができないとわかって地球を破壊しようとしたことは、われわれにとっては悪ですが、ペガッサ星人にとって守るべきものを守ろうとした結果でしょう。「既得権益に見苦しくしがみついてる」としたら、それによって彼はなにかを守ろうとしているのでしょう。彼の生活のレベルかもしれないし、家族の生活のレベルかもしれないし。そのような人に守るのをやめろと感情的に言っても問題がないのは、実際に自分の生活を犠牲にしてでも、他者につくせる人だけでしょう。キリスト曰くの「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、 まず、この女に石を投げなさい。」というやつですね。
投稿者 黒川鍵司 : 2009年4月11日 12:32
何故過酷な搾取が起きるか?その理由は
それは「小さなパイ」の奪い合いが起きるから、だと思います。
既得権益に見苦しくしがみついてる化石のようなオヤジ
はパイを大きくする事ができないので
結局周りの人間も幸せにならない。
心情的にはそういう人たちの気持ちもわかるし
かばいたい気持ちも確かに起こりますが
結果的に長い目で見ていてそういう人たちが
幸せになっているかというと
必ずしもそうではなく
むしろ時と共にだんだん酷くなっていく、
今の時代にはもう通用していないケースも多いのですね。
むしろ感情的になって
ヒステリックに怒鳴ってくるのはそちら側で
こちらは黙って耐えている事も多いのですよ。
ですので
「そのような人に守るのをやめろと感情的に言っても...」
とありましたが
こちらから感情的に物を言う事は基本的にありません。
「気持ちはわかるんだけど、それじゃあ...」
みたいな事を心の中で思っているみたいな感じです。
こういった人そのものを非難するつもりではなく
方法論、考え方に疑問を感じているという事です。
「ハンバーガーが1000円になってもいいですか?」
はそもそもあり得ない
(現実不可能な、空想上の中でしかない)喩えだと思います。
私の書いた文章の中には
そういった事を匂わせるニュアンスの事は
一切書いておりません。
会社の業績が最悪な場合には
リストラや閉業せざるをえない場合もあるので
それは非難されるべき事ではありません。
しかし似鳥昭雄さんのように
うまくいっているケースもあります。
http://semikan.livedoor.biz/archives/50567563.html
http://www.nhk.or.jp/k-rasinban/backnumber/060430.html
http://www.o-enpro.com/ceo/nitori/20090309000202.html
柔軟な考え方が企業や本人を救うと私は考えています。
良い店だと感じたら
お客さんはその店へ足を運びますし
いざ買う時になったら
できるだけ長く使えるものをと
誰でも考えますので
極端な値崩れは起きづらいのではないでしょうか?。
1,000円のハンバーガーは売れませんが
適正な価格の家具は売れます。
ここにおいて「国民」なり「市民」なりが
搾取に加担しているという状況
を失くす(または緩和する)事は
可能であるのではないでしょうか。
投稿者 coi : 2009年4月11日 15:02
申し訳ないのですが、やっぱりcoiさんのご意見が私には見えてないのです。どのような道筋をたどるべきだとお考えなのでしょう? そこが見えないので、的外れになるかもしれないですが、レスさせていただきますね。
まず、「1,000円のハンバーガー」なのですが、これはまず、このような状況自体がおこるとしての比喩として読むべきではないですかね。つまり、感情論として「派遣労働者はかわいそうだ」と思う同じ人間が、自分の懐が痛むとなると、状況を拒絶するだろうといってるんだと思うのですが? それでもあえて実現するとかといわれれば、たとえば、肉の供給を安全面の充実とフェアトレードが実現可能な牧場のみにして、加工を行う工場で働く人から、店頭のアルバイト、パートまですべて雇用がまもれるように正社員にすれば、あっという間じゃないですかね? まあ、それはともかくも、前述のとおりなのですけれど、もっと卑近にいうなら新橋の飲み屋で政治批判をして「だから若者の雇用がなくなるんだ」といっているサラリーマンが、仕事では少しでも安くものを仕入れるために海外の人件費の安いとされる人々を搾取する、もしくは、そういっておいて少しでも多く年金をもらおうとする、そこに矛盾と問題があるのだと思います。
善悪を決めた単純な二元論はある種のイコンとしわかりやすので、人気をとるにはいいのかもしれません。しかし、問題は同一の人間の中にある矛盾であって、その構造への自覚がなければ「次」はないのではないかと考えます。
さて、次に「小さなパイ」の件ですが、ホドロフスキーの「ホーリー・マウンテン」を思い出しました。映画の中で聖者まがいの状態になった男性が飢えた子供たちのためにパンを増やそうとするのですが、その師が止めます。そして、増やしたらどうなるかを見せるのですが、その結果については映画をご覧ください。
最後にニトリさんの件ですが、ご紹介いただいたサイトを見させていただいて、ここが気になりました。
「そのため現在、人件費の安いベトナムとインドネシアに生産拠点があります」
これってまさに人件費の差を利用した搾取ではないですか? その上、国内の雇用と技術力を減らす、つまり、労働者切りにつながっていることにはなりませんか? これが価格維持のための手段なのだとしたら、その価格は適正だから売れているのではなくて、はやり低価格だから売れているということになりませんか?
投稿者 黒川鍵司 : 2009年4月11日 16:28

コメントする