2011年9月14日
みつばち@BabyBee個展 「架空の月(〜あの向うにある世界〜)」
伊福部昭の音楽が、私という個人に与えた影響については、以前書いたとおりだ。そして、私のとっての鎮魂も、オーディオに凝っている人間なら、ブルックナーやらフォーレと言っていれば格好がつくのかもしれないが、伊福部昭の音楽に収斂する。そして鼓舞も。それだけ大きな影響を与えてくれた彼の一作を、みつばち@BabyBee個展 「架空の月(〜あの向うにある世界〜)」の会場で思い出した。その曲は、伊福部が中国で出会った、四方の壁を埋め尽くす無数の仏像の圧倒的な力をモチーフに作曲したという「ピアノと管絃楽のためのリトミカ・オスティナータ」。
前回の展示もすさまじい強度をもっていたが、今回の展示も半端がなかった。徹底的なカスタム、衣装、小道具、舞台装置。圧倒された後に、みつばちさん、CrankyGelさんに説明をいただき、自分が感じた圧倒に間違いはなかったと確信した。
さて、しかし、この圧倒の後ろにあるのは鼓舞だろうか? 鎮魂だろうか? いや、それとも、もっと別のものだろうか? それがまだわからない。幸い会期は10月10日までだ。幾度か通って、自分が感じた圧倒と意味を探りたく思っている。
投稿者 黒川鍵司 : 2011年9月14日 00:11
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